時代変化に適応する駐在員…リーダー術 一罰百戒は不可欠

新型コロナの緊急対応がひと段落し、企業活動が本格回復しつつある現在、私が感じはじめているのは「不作為のリスク」です。

リモートワークやビジネスのオンライン化を例に取ると、

  • もともとコロナに関係なく対応を進めていて、今回を機に加速攻勢に出ている企業
  • 環境変化に即応し、新たな挑戦に突入した企業
  • 周囲の様子を見ながら対応を進めてきたが、課題も多くて苦慮している企業
  • 出遅れたが、そろそろお尻に火がついて対応しなきゃと焦っている企業
  • 経営者が環境変化に気づかない、または変化対応の必要性を過小評価して動かない企業

……こんな五つのタイプに分かれてきました。

最新の経営理論やコンサルが提案してきたシステムと向き合う際は、流行に惑わされて安易に手を出したりせず、本質を見極める必要があります。しかし、外部環境に劇的で不可逆な変化が起きている場合は、動かないこと自体が大きなリスク・損失を招く可能性が高いです。雨季と乾季の変化ではなく、河が完全に枯れようとしているのに、雨季を待って動かない小動物のような感じでしょうか。

このような大変革期(私は直観ですが、そう考えています)の入口において、何が最適解なのかは分かりません。最も効率的な対応も難しいでしょう。五感全部で変化を感じ、自分で考え、最善と思う手を打つ。結果を直視し、必要なことはどんどん変える。自己否定を恐れず、無駄打ちも厭わず、他社事例を貪欲に学習し、新しいことに挑戦し、仮説と検証を高速回転する。

ここまで自分で書いて、坂本龍馬のエピソードを思い出しました。長刀→短刀→拳銃→万国公法の洋書……の話です。紹介するには誌面が足りないので、関心のある方はウィキペディアなどで確認してみてください。このエピソードは実話ではないようですが、龍馬らしい話ということで広まったのでしょう。実際の彼も、最初から海援隊や船中八策を着想していたわけではなく、激動期に自ら行動を起こして世界の趨勢や時代の流れをつかみ、走りながら徐々にビジョンを固めていったはずです。

不作為のリスクを認識するには、幕末から明治期にかけて、動かなかった組織や人物たちがどうなっていったのかを見てみるとよいかもしれません(こういう時代が好きな経営者は多いので、大河ロマンとしてだけでなく、ぜひ経営の参考にもしてほしいです)。

 

前回まで、 孫武の「勒兵」の話から、リーダー術として欠かせない一罰百戒を紹介しました。一罰百戒は、任期の限られた駐在員にとって特に重要な手法です。孫武も、批判的な国王に一発で実力を示さなければならないという、時間的猶予がない局面で使いました。

このエピソードが贋作だと疑う専門家は、理由の一つとして「その後の孫武のやり方とは異質である」点を指摘していますが、私はむしろ孫武らしいのではないかと思います。孫武の原則は「無駄な血は流さない、無益な戦いはしない、戦わずして勝つ」ですが、時間的にあまり猶予がない場合、一罰百戒は流す血を最小限に抑える手だからです。私も中国における組織改革では様々な手を使ってきましたが、一罰百戒は最重要の手法だと断言できます。これなしに、三〜四年程度の任期しかない総経理が改革を成功させるのは、不可能ではないかとさえ思います。

●駐在員が求められる役割を発揮するために必要なこと
①脱落しない
②バカにされない
③親近感を持たれる
④信頼・尊敬される
⑤後任者にしっかりつなぐ

●相互信頼・尊敬のために
□リーダーの実力を示す
□現場に寄り添う
□一罰百戒を使いこなす

2020.07 Jin誌

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