中国では、新型コロナを封じ込めた後、すっかり通常のワークスタイルに戻りました。日本ではリモートを促進する会社、もとに戻す会社、最初から対応していない会社のまだら模様です。

ただ、リモートはコロナ事態の臨時・特殊なワークスタイルに留まりません。リモートマネジメントやリモートチームワークはコロナ以前から身近に存在します。

海外拠点を持つ会社では、非常駐による管理・多拠点の統括が日常的光景ですし、日本国内でも多拠点のチームを束ねたり、頻繁に出張があってチームとあまり顔を合わせず管理したりすることは珍しくありません。

コロナを機に、これらの「リモート」が増えることはあっても減ることはないでしょう。今回は、マネジメントよりもリモートのハードルが高いと思われるリーダーシップについて、考えてみたいと思います。