お知らせ

2020.03.09

【Crewのひと言①】 新型コロナ期間の中国庶民事情 小学生のオンライン学習のリアル

こんにちは、Crewの崔震です。

2020年の春節休みは突然の感染症流行に襲われ、皆が影響を受けました。子供たちの授業も例外ではありません。

流行がいつまで続くのか予測不能となり、学校はオンライン授業を始めました。うちの娘は小学校6年生ですが、2月10日のオンライン始業式以来、もう三週間も在宅学習が続いています。

オンライン学習はこんな感じで行われます。

□09:00~11:00【自習】
オンライン教材で自習します。質問があればグループチャットに送るか、個別のチャットで先生に送ります。

□14:00~16:00【質問タイム】
先生がオンラインで生徒の質問に答えます。当日の宿題の答えもグループチャットに公開されます。

□宿題
毎晩、各科目の先生から翌日の学習内容の説明があり、「接龍管家」というミニアプリを使った宿題の管理を行います。

このアプリでは、担任教師がクラスの生徒の名前を学籍番号順にアップしておき、宿題が終わったら、保護者は自分の子供の名前を削除できます。全ての名前が削除されたら、クラス全員が宿題を終えたということです。

オンライン学習では対面での指導は受けられませんが、いいこともありました。この二週間で子供の独学能力が目に見えて向上し、自主的に一日の学習計画を立てて実行できるようになりました。

とにかく今回の流行が一日も早く終わり、子供たちが学校に戻って、人生のこの段階でしか味わえない学校生活を楽しんで欲しいと願うばかりです。

では、また次号で!